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選手列伝 Vol.35 松尾 透選手

更新日:1月18日


松尾 透 96期

まつお とおる


男人生夢一路36歳


師匠

小笠原秀樹氏80期


松尾信太郎選手


山田組構成員


特技

野球


脚質

兄と対照的な漢のダッシュタイプ


競輪好き一家松尾家に生まれるべくして生まれる。

競輪選手を目指していた父親から宮一透氏30期からその名をとって命名された。

(兄信太郎は小林信太郎氏42期から命名)


幼少期、初めて買ってもらった魔法使いサリーちゃん仕様の自転車はわずか二ヶ月で壊れてしまうほど乗り込んだ。

自転車はこの頃から大好き!


幼稚園から高校生の間は兄の背中を追いかけ野球をしていた。

中学校まではシニアリーグに所属、高校も兄と同じ野球の超名門西日本短大附属高等学校に進学、好成績を収め続けるも甲子園に出場することはできなかった。


高校卒業とともに幼少期から夢だった競輪選手になることを決意、小笠原秀樹氏の下で自転車に乗り始めた。

しかし、鎖骨骨折2回、腰の圧迫骨折をするなど怪我が続いてしまい長く苦しいアマチュア生活を送っていた。

そんなおり、同じく苦労しながらも自転車未経験者からの競輪学校受験を続けていた兄の信太郎が92回生に合格した。

兄の合格がきっかけとなり、ここから全ての甘えを捨て朝から晩まで練習に明け暮れる生活を始め、ついに96回生として競輪学校に合格することができた。


デビュー後はしばらく自力選手として頑張るも厳しい競走の世界、自力では力が通用しないと思い、早い段階でマーク選手へとシフトチェンジした。


また、小倉競輪の先輩である山田浩一氏59期との出会いから大きな影響を受け競輪に対しての考え方や生き方について学んだ。


そしてデビューして12年目の今、S級1班へと上り詰めることができた。


競輪選手になる夢を託した父も天国からその活躍をきっと喜んでくれていることだろう。


出会いは宝。
今まで出会った人に感謝して
これからも競輪人生に命をかけて頑張っていきたいと思います。
松尾 透



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