A long, time ago.....昔々沖縄に合宿へ行った時のお話...その頃は沖縄での支部合宿が度々行われていた。
その時の沖縄合宿は、沖縄のことなら俺の右手に乗る者は誰もいない!ということでB先輩(選手おもしろ事件簿其の2参照)が強力なリーダーシップを発揮し我々参加者をハイテンションで引率してくれたのだった。
B先輩は厳格さの滲み出る親分肌で昔かたぎの競輪選手、そして誇り高き勝負師であった。
今回は到着した夜にA先輩とB先輩がお食事に繰り出した時の お・は・な・し
A先輩の証言を元に再現いたします。
到着時の一悶着が一斉に落ち着き、夕食は各自で取る事になり解散となっていた。
B先輩とA先輩を含む数人のグループは、B先輩が既にお店はリサーチ済みだという事で、B先輩とA先輩を先頭にタクシーに乗り込んだ。
「運転手さん那覇の前島の "マーチンヤ" に行ってください」B先輩
「えっ!?聞いた事ない店なのでナビで出しますね」運転手さん
「・・・・・」
「ちょっとナビにも出ないみたいなので、、、無線で確認します」運転手さん
「前島のマーチンヤってお店知らない?」運転手さん
「・・・聞いた事ないねぇ」無線から
「無いみたいですねぇ」運転手さん
「おかしいな店名を見間違えたのかなぁ」B先輩
「じゃあ "まーちゅや" やったかも」B先輩
(なぜか具志堅っぽい言葉に変えた)
「まーちゅや」運転手さん
(そのままの言葉を伝える運転手さん)
「無いそうです」運転手さん
「ま⤴︎ーちゅやは?」B先輩
(今度は沖縄の方言っぽく)
「ま⤴︎ーちゅやは?」そのままを繰り返す運転手さん
「まー⤵︎ちゅやは?」
「まー⤵︎ちゅやは?」
「まーっちゅや?」
「まーっちゅや?」
「まちゅーや?」
「まちゅーや?」
込み上げてくる何かを抑えB先輩を直視できないA先輩
前方を見つめ何かに耐え肩を揺らす運転手さん
無線の向こうも辛そうであったらしい
やりとりしながら前島近辺を捜索していると
「まっちゅやー」
「まっちゅやー」
「あーーっ!あの店よーっ!」B先輩
「見てみぃ!ちゃんとあるやんかぁ!」B先輩
遂に到着した店の名は
"まーちぬ家"
激しい逆ギレである
美味しいお店にA先輩が美味しい酒の肴を持参したのは言うまでもない。
那覇にお出かけの際はぜひ "まー⤴︎ちぬ家" で、一杯いかがでしょうか。
Comments